就寝前子どもへ読み聞かせの効果

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ノンレム睡眠の創出

まず非常に重要な要素となるのがノンレム睡眠の創出です。就寝前に親の声を聞くことで子どもは安心することができます。特に新生児は生後24時間以内に母親とほかの女性の声を識別していると言われるほど、重要なコミュニケーション手段、情報収集手段として母親の声を重宝しています。このことから親の声は子どもの精神的安定に大きく関わっていることがよくわかると思います。よって就寝前の読み聞かせはリラックス効果を高め、ノンレム睡眠を創出させます。

表現力、語彙力の向上

就寝前の子どもへの読み聞かせは、子どもの表現力、語彙力を向上させます。記憶には泳ぎ方やパソコンの操作など感覚的に覚えている手続き記憶と、主に何かの名前を覚えたり、英語を覚えるなどの宣言的記憶というものが存在します。読み聞かせは特に後者の宣言的記憶に効果があります。(前者にも効果がありますが、視覚、聴覚の手続き記憶によって効果が多少変わってくるのでここでは割愛します。)宣言的記憶の定着には、ノンレム睡眠(深い眠り)が大きく関係していることが、研究によってわかっています。よって読み聞かせは、先に書いたように、
親の声によるリラックス効果→ノンレム睡眠の創出→宣言的記憶の定着
というフローを生み出し、表現力、語彙力の向上につながります。

親のストレス低下がみられる

見出しを見て少し驚きの方もいると思いますが、実は子どもへの読み聞かせは子どもだけでなく、親のストレスを低下させると東北大学加齢医学研究所と山形県長井市の共同研究で報告されています。読み聞かせ最中の感情、読み聞かせを行うことによる、子どもの行動変化によって、ストレスの減少がみられるということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
読み聞かせには
・リラックス効果→ノンレム睡眠の創出
・宣言的記憶の定着
・親のストレス低下
といった様々なプラスの効果が、親子ともにみられるのです!
皆さんも読み聞かせライフを始めて、子どもの成長とともに豊かな生活を送っていきましょう!

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